赤ちゃんが寝ている最中にやたらと体を動かしたり、寝返りをして寝相が悪いことに対して不安に思っている方も多いとおもいます。
赤ちゃんが、睡眠中にお布団から出たり、跳ね返したりとたくさんの動きがあります。
でも、それには大きな原因があります。
今回は、そんな赤ちゃんの寝相の悪さについての原因を紹介していこうと思います。
日頃、赤ちゃんの寝相の悪さに不安に思っている方は是非一度ご覧になって参考にして頂ければと思います。
赤ちゃんの寝相が悪い原因とは?
赤ちゃんの寝相が悪いのは、睡眠の最中ぐっすりと寝ていることが原因です。
なぜならば、寝相が悪いのは、徐波睡眠の状態が長いからです。
徐波睡眠とは、睡眠状態の中で一番深い眠りをしている状態のことを言います。
具体的に睡眠の状態には、大きく2つの状態に分けることが出来ます。
睡眠の状態とは以下の2つになります。
- レム睡眠
- ノンレム睡眠
レム睡眠とは、浅い睡眠状態のことを言い、それに対してノンレム睡眠は深い睡眠状態のことを言います。
このノンレム睡眠の状態には、更に段階が分けられており、その中でも最も深い睡眠状態のことを「徐波睡眠」と言います。
徐波睡眠では、大脳の働きが休んだ状態になり、体の姿勢や位置を把握できなくなります。
その結果、布団を跳ね返してしまったり、布団から体が出てしまったりします。
つまり、ぐっすり寝ていることで、大脳の働きまでもが休まることで寝相が悪くなってしまうと言う訳です。
もし、赤ちゃんの寝相が悪いことに心配されている場合には、問題ありません。
寝相が悪いことは、ぐっすりと寝ている証拠であるからです。
安心して寝かせてあげましょう。
赤ちゃんが夏に寝相が悪くなる理由とは?
赤ちゃんが夏の時期になると特に寝相が悪くなることがあります。
それは、寝ている最中にお布団が蒸れてくることで、寝る環境が悪くなり、別の位置に切り替えたい思いが働くからです。
具体的には、赤ちゃんは寝ている最中に汗をたくさんかきます。
特に夏場になると約500~1,000mlの汗をかくと言われ、冬場ですと約300~400mlと言われていますので、約2~3倍の量の汗をかくことになります。
そうなりますと、寝ている最中にお布団がどんどんと蒸れてきてしまいます。
そのため、居心地が悪くなり別の位置に切り替えようと、何度も寝返りをしたりすることで、寝相が悪くなります。
このように、夏場の汗の影響で起きる寝返りや寝相の悪さは、睡眠の質を低下させてしまうと言われます。
なぜならば、赤ちゃんは、睡眠中に不快な気持ちから位置を移動したくて動いているからです。
ですので、もし夏場にたくさん寝返りをしたり寝相が悪そうな場合には、積極的に寝る位置を変えてあげることも良いです。
赤ちゃんも安心して心地よい感じて再び良い睡眠に入ることが出来ます。
赤ちゃんの寝相の悪さは睡眠中に大切な動き!
赤ちゃんが睡眠中に動く寝相の悪さは基本的には大切なことです。
睡眠中に寝相が悪いと言うことは、しっかりと睡眠出来ている証拠だからです。
赤ちゃんは、大人と比べて睡眠の状態が浅い状態の時間が長いと言われています。
そんな中、体を動かしてしまうほど大脳の働きを休ませる睡眠を取っていると言うことになります。
ですので、安心して寝かせてあげることが良かったです。
ただし注意点があります。
それは、風邪をひかせないと言うことです。
寝相が悪いとどうしてもお布団を跳ね返したり外に出てしまいます。
そうなりますと、体が冷えてしまい風邪をひく原因にもなってしまいます。
寝相の悪さが原因で風邪を引くなってことがないように、注意してあげることが大切です。
もし、何度も動くことがあって大変な場合には、腹巻などを着けてあげることも良いかもしれません。
赤ちゃんが体を丸めた状態で眠るのはストレスが原因?
赤ちゃんが体を丸めて寝ている体勢は、ストレスを感じている場合があります。
赤ちゃんが体を丸めた状態を「胎児型」と言い防御体勢の状態と言われています。
ですので、もし胎児型のような状態で寝ている場合には注意してあげることが大切です。
赤ちゃんが起こす睡眠中の寝相の悪さについては、決して不安になる必要がありません。
寝相の悪さは、体の動きをコントロールさせる大脳までもが働きを休ませる程の深い眠りについているからです。
赤ちゃんは、大人と比べて浅い眠りの状態が長いと言われています。
でうので、寝相が悪くなる程、深く寝ることが出来ていると言うことはとても安心なことです。
しっかりと寝かせてあげることが大切です。
ただし、お布団から体をはみ出したり、
跳ね返してしまうと体が冷えてしまい風邪をひいてしまう恐れがあります。
そのため、適時確認してあげて対応してあげることが大切です。
そうすることで、赤ちゃんもよりぐっすいりと寝ることが出来てきます。
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